マッチングアプリ利用者へインタビュー第四弾!
今回取材させていただいたのはペアーズでご主人と出会われた『池田さん』。お友達から「ペアーズ師匠」と呼ばれるほど、色々な戦略を立てて使われていたそうです。
具体的にどのような戦略を立てていたのか、そしてご主人とはどのように結婚まで至ったのかなどさまざまなお話を聞くことができました。
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池田さんがご主人と出会えたアプリは…
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マッチングアプリを使ったきっかけ

それでは本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。
—まず始めにマッチングアプリを使い始めたきっかけはなんですか?
池田さん:当時26歳だったんですが、ものすごく結婚願望が強くなったんですよ。結婚しようと思ったときに、1番効率的な方法を求めたんだと思います。
合コンの習慣もなかったですし、東京に転勤したばかりで周囲にお友達もいなかったので。マッチングアプリをやっていた知人がいたので、抵抗感なく始められました。
—アプリに抵抗感はなかったのですね。初めて登録したアプリはペアーズですか?
池田さん:はい、ペアーズです。
—ペアーズを使ってみようと思った理由はなんですか?
池田さん:たぶん当時はペアーズがメインというか、ユーザー数が一番多かったと思うんですよね。
それ以外のアプリもありましたけど、後発という感じがしてあまり期待していなかったので、主流のペアーズに登録しました。
—会員数が多いからということですね。
池田さん:そうですね。
—ちなみにマッチングアプリを使われたときは何年くらい前ですか?
池田さん:26歳のときなので4年前ですね。26~27歳にかけて使っていました。
—ペアーズ以外のアプリは全く使われていない感じですか?
池田さん:withに少し手を出したんですけど、ペアーズのほうがいいなと思いました。withはいいねが多すぎて。
たぶん、いいねの重さが軽いのかな。あまり馴染めかったので、ペアーズだけにしました。
—じゃあペアーズで今のご主人と出会われたという感じですよね。
池田さん:そうです。実はペアーズを3シーズンやったって自分で言ってるんですけど(笑)
ペアーズを初めてやって一人彼氏ができたんですけど、別れてしまって…
そのあと、悲しくなってまたペアーズに登録しました。それをシーズン2と呼んでいます。
で、また相手を見つけて「結婚したい」と思ったけど、うまくいかず。シーズン3までいって今の主人と結婚したという経緯があります。
—今のご主人が3シーズン目ということですね!
池田さん:そうですそうです。結構極めました。
—以前インタビューさせていただいた新山さんが「ペアーズの師匠」って仰っていました。
池田さん:たしかプロフィールの登録のときに、一緒にパフェ食べながら色々助言させてもらいました。
アプリってゲーム的なところあるじゃないですか。純粋な恋愛+アプリの仕組みを理解したうえで、作戦を立ててやるといいよ!って伝えました。
それをたぶん新山さんは師匠って言ってくれたんだと思います。
男性に求めていた条件

合コンや知人の紹介などの「一般的な出会い」と「マッチングアプリの出会い」の決定的な違いってありましたか?

アプリは、条件で効率的に書類選考できるみたいな感じですね。私は具体的な条件があったので。
—男性に求める条件ということですよね?
池田さん:そうですね。
—誰でも条件はありますよね。
池田さん:性格や価値観の一致はもちろんですが、私の場合は海外志向があるとか、海外に住むことができる人という条件が明確にありまして。
私、海外に住んでいたことがあるんです。またいつか海外に住みたいと思っていたので、それに抵抗がない人をアプリで探していました。
—条件検索とかでご自身でも探されたんですか?
池田さん:そうですね。コミュニティで探しましたね。
—ちなみにどういうコミュニティだったんですか?
池田さん:「海外に駐在をしたことがある」とか。
—外国で働いていた男性を探されてたということですね。
池田さん:外国で働いていた男性、もしくは私が海外で働くときについてきてくれそうな人。どっちのパターンでも住める人がよかったですね。
あとは、学歴。すごく高学歴というより自分と同じくらいの人だと価値観が合うかなって。
3シーズンもやっていたので、プロフィールを見ると本気度が伝わってくるんです(笑)
結婚への意欲がある人を探していました。
—ちなみにご主人も含めて3人の方と交際されたということですが、ほかに会った方はいましたか?
池田さん:たくさん会いましたね。1シーズンで20人ずつくらいは会ったかな…
—じゃあ60人くらいは会ってらっしゃるんですね。
池田さん:たぶん会ったと思います。
—その中で一番相性がいい、素敵なご主人と見事結婚できたんですよね…すごいですね!
池田さん:いえいえ。結婚は結婚してからが始まりですもんね。
—ご主人とは性格もばっちり合うという感じですか?
池田さん:基本的なところは合ってると思います。
外国で仕事したいとか、子どもがほしいとか、旅行がしたいとかは合っていますね。
—マッチングアプリだと相性ばっちりな人と会えるのがいいですよね。
池田さん:そうですね。私は条件で見すぎて、友達には「人は条件じゃない」って言われて。
それはそうだと思うんですよね。条件の前に合う合わないありますから。
でも条件で価値観が合う人を絞り込めるという風に私は思うので、アプリだと探しやすかったです。
ペアーズでしていた婚活戦略

いいねを待つだけでなく、ご自身からもアプローチするタイプですか?

これも自分なりに戦略があって!
シーズン1で、自分からいいねをしすぎてミスったんですよ。
これはアプリといえどリアルな恋愛と一緒で、女性から強くプッシュしすぎると男性は怯えて逃げちゃうみたいな。
でも、目当ての方っていますよね?そういう方には足跡をつけていいね待ちするみたいな、エサはたらしてました(笑)
—いい戦略だと思います(笑)
私は足跡も結構見て、この人いいなって思ったらやっぱり行きますもん。
池田さん:はい、私はその逆をしていました。足跡残して待つみたいな(笑)
—ちなみに今のご主人とはご主人の方からアプローチが来たんですか?
池田さん:そうだったと思います。いいねを付けて、ちゃんとセオリー通りにいったと思います。
種まいて足跡つけて…という感じで(笑)
—足跡以外でなにか注意していた点とかはありますか?
池田さん:これも失敗から学んだんですが、シーズン1のアプリ登録時に「海外駐在員」関連のコミュニティにいっぱい入ったんです。
そしたら、ある男性に「あなためっちゃ海外駐在員と付き合いたいんだね。」って言われて。海外で働いている旦那のセレブ妻になりたい女って勘違いされたんですよね(笑)
それで、コミュニティは趣味・価値観・好きなものとバランスよく入る技を身に付けました。同じようなコミュニティだけでなく「海外駐在員」「犬が好き」「結婚願望が強い」みたいな。
あと、女性はいいねの数が重要だって気づきました。
たとえば、始めたばかりでいいねが10件だと、私のレベルはきっとレベル10で、お目当ての男性にも「この子はレベル10の子だ」と思われるなと。
そのあとはいいねを市場の真ん中よりちょい上に保ちつつ、お目当ての男性のところに行くという技を攻略しました(笑)
—すごく参考になります!
池田さん:いえいえ。たぶんみなさんやってると思うんですけどね(笑)
レベルが低すぎてもダメですし、高すぎても高嶺の花になっちゃうので、偏差値60くらいを狙って、市場に出ていました。
—あまり純粋なままアプリを使っていてはいけないということですね。
池田さん:あっ!あと、お正月はアプリ界隈が熱いです。
みんな暇で携帯を見ていますし、お正月に実家に帰って「結婚しなさい」とか言われて、日本全体が結婚願望強まる時期みたいなんです。
アプリ始めてすぐのときって、上の方に表示してくれるじゃないですか。
—新規会員みたいなの出ますよね。
池田さん:あれを表示する期間をちゃんとそういう時期を狙ってとか。色々やっていましたね(笑)
アプリを使用していて困ったこと

アプリを利用されていて変な男性にあったこととかありましたか?

体目的ではなかったと思います。
会ってみて生理的に無理みたいなのはありました。途中でカバン持って帰ろうかなと(笑)
—メッセージの段階とかラインの段階とかでも怖い人に会いませんでしたか?
池田さん:今の質問で思い出しました!
その段階ではいたと思います。「すぐ会いましょう」みたいな人とか。
メッセージの段階で明らかに怖いなとは感じたら、避けていました。
—見極めができていたということですね。
池田さん:自信ないですけど、そうかもしれないです。
ちょっとでも変だと感じたらやめようって。
—写真詐欺の話とかもよく聞きますが、写真と実物が別人だったみたいなことはありました?
池田さん:「写真が10年前です」といわれたことがあります。
その彼は、いい感じに年齢を重ねている感じで悪くはなかったんですけど、ただ待ち合わせしにくかったくらいかな。
—待ち合わせのとき、誰か分からなかったということですね(笑)
池田さん:そうそうそう。
反対に私は「写真と違う」って今の主人に言われましたね。
加工とかはしていなかったんですが、浴衣とか旅行いったときに買った民族衣装の写真を載せていて。
私服がなかったからアグレッシブで変わった子だと思ってたみたいです。
—じゃあいい意味で、会ってみたらすごくナチュラルで好印象だった!という感じだったのでは?
池田さん:そうかもしれません。それから写真の選び方は勉強して、それを踏まえて友人にも上から目線でアドバイスした気がします。
ご主人と結婚するまでの流れ

ご主人とアプリで出会って交際するまでの流れを聞いてもよろしいですか?

マッチングから1週間後に初デート、2回目のデート、3回目に告白されて付き合うという超セオリー通りです。
その後、1年くらいお付き合いしてプロポーズをさせました(笑)
—してくれるように促したんですね。
池田さん:そうです。しなさいって(笑)
—3回目のデートの告白はご主人からですか?
池田さん:そうですね。それもさせたと思います。
雰囲気のよい横浜の海に連れて行って「早く告白してくれないかな〜」と思いながら、周辺を2周くらいしました(笑)
あまり理想通りにはいかなかったんですけど。
—ちなみに初デートはどこに行かれたんですか?
池田さん:たしか夜ご飯を食べに行きました。無難なイタリアンだったかな。
—素敵ですね!その後もデートをいろいろ重ねられたのですね。
池田さん:お互いの趣味を共有したデートをしていました。主人は釣りが好きなので、一緒に釣りしたり。北海道好きな私に付き合ってくれて犬ぞりに乗ったり(笑)

奥様の趣味「北海道で犬ぞり」

ご主人の趣味「釣り」
—ところで、ご主人はどんな方ですか?
池田さん:5歳年上の35歳で、会社員です。
—海外駐在で働かれていた方ですか?
池田さん:そうですね。昔、私が中国に住んでいたとき、その隣町に主人が偶然住んでいたことがあったみたいで、共通の話題になりました。
そこが共通の話題になる人って、合コンとかでは出会えなかったと思うので、ペアーズにしてよかったなと思います。
マッチングアプリを使われる人へのアドバイス

最後に、アプリで婚活したい女性に向けて、なにかアドバイスなどをいただけますでしょうか?

そうですね・・・私の売りポイントは3シーズンやって極めているところだと思うので。
「偏差値60くらいのいいね数に設定」「バランスよくコミュニティに入る」「足跡を残す」とか、きちんと戦略を立ててアプリを使ったほうがいいと思います。
—なるほど。シーズン1のときよりはシーズン3のほうがプロフィールも戦略も完璧で、マッチング率も高かった、ということですもんね。
池田さん:そうですね。的中率上がりました!『エサ巻き』と『いいねの数調整』と『足跡を絶妙に残すこと』で、ヒット率は上がっていたと思います。
いいねの数を調整するとき、自分の実力だけで偏差値60はむずかしいんですよ。
なので、年齢層が高い人ばかりの「おじさんでも結婚したい」というコミュニティとか、オタク系のコミュニティとかにいって、プロフィールを見ずに上から順番に足跡を残していってたんです。
ちょっと言葉は悪いんですけど、いいねの数が少ない人が多い「雑魚コミュニティ」って私は呼んでました。
仕事中のトイレの3分に、雑魚コミュニティで足跡を残す作業をずっとやってました。そしたら、いいねが返ってくるじゃないですか、それでいいね集めをしていました。
なんかすごく私印象悪いですよね(笑)
—いえいえ!色々正直にお話してくださって、婚活女性の方にもきっとすごく役に立つと思います。
おわりに
インタビューを終えて感じたのは、女性側もただ待っているだけではなく”考えて行動できる人”のほうが上手くいきやすいということ。
行動しながらもプッシュしすぎず、いいねの数やコミュニティのバランスも考えている池田さんの戦略は素晴らしいと思いました。
これからアプリを使おうと思っている人や、アプリを使っているけどなかなか上手くいかない人は、ぜひ池田さんの戦略を参考にしてみてほしいです!
池田さんがご主人と出会えたアプリは…