【PR】
Meeeetは、スポーツで繋がるマッチングアプリ「エンスポーツ」を応援しています。
\ 女性はずっと無料 /
さっそくインストール- 目次
-
なぜ失恋は辛いのか?
誰しも経験のあることだと思いますが、失恋はとにかく辛いですよね。
では、なぜ失恋がこんなにも辛いものなのか、考えたことはあるでしょうか?
ノースウエスタン大学の研究によると、失恋で傷ついてしまう理由は以下のとおりです。
好きな人と一緒にいるとその好きな人も自分のアイデンティティになり、自分の性格や自分の体と同じような状態になり、失恋すると、その自分の一部が無くなったように感じるからです。
アイデンティティの喪失により、失恋独特の心が沈んだ感覚や後悔しても後悔しきれない状態になってしまうわけです。
新しい出会いや素晴らしい人が目の前にいるのに、元カレや元カノのことが忘れられないとか、どう考えてもダメな人だったのにその人の元に戻ってしまうということもよくあります。これがなぜ起きるかというと、失恋により失った自分のアイデンティティを探しているからです。
失恋は、文字どおり自分の一部を失ったような辛さがあるわけです。
「たかが失恋で…」などというのは、かなり酷な話と言えますよね。
失恋で寝れなくなる理由
失恋で寝れなくなる理由をひと言でいうと、あれこれ考えすぎてしまうからです。
失恋したことで、自分の一部を失ったような辛さを経験しているわけですから、色々な感情や想いが頭の中をグルグル回ってしまうのは仕方がないことです。
失恋で寝れなくなる理由
ネガティブなことばかり考えてしまう
失恋すると、誰もがネガティブな気持ちになってしまいます。
特に夜は、幸せホルモンといわれる”セロトニン”の分泌が低下します。
セロトニンは、精神の安定をサポートしてくれる脳内物質でもあるので、分泌量が減る夜は精神が不安定になりやすいと言われています。
さらに、日中の疲れなどもドッと押し寄せてくるので、よりネガティブな考えになりがち。一度ネガティブな考えに囚われると、断ち切るのは難しいものですよね。
ネガティブな考えが頭の中をグルグルと回ってしまうと、眠れなくなってしまいます。
後悔の念が押し寄せてきて自己嫌悪に陥る
失恋は、心に大きなダメージを負うことがあります。
すると、様々な後悔の念が押し寄せてきて、自己嫌悪に陥ることも。
「あのとき、あんなことを言わなければ」
「もっと優しく接していれば」
「もっと気遣ってあげられたら」
「相手の話を素直に聞いていたら」
「束縛しないでもう少し自由にさせていれば」
タラレバばかり考え始めるとキリがありませんが、こういうときに限って過去の出来事を思い出してしまうものです。
自分がした言動を振り返り、後悔し、反省する。自分で自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥る。
考えてもキリがないことなので、終わりがなく、考えすぎて眠れなくなってしまうのです。
幸せだったときのことを思い出して淋しくなる
いつも隣にいてくれた人がいなくなると、淋しくなるのは当然です。
「あたり前と思っていたことは、実はあたり前ではない」
失ってからはじめて気づくのです。
一緒に行った場所や、笑いあったこと。初めて出会ったときのことや、付き合い始めたこと。幸せだったときのことを思い出して淋しくなってしまう。
幸せだったときがあるからこそ、今がとてつもなく辛いのです。幸せだったときと現実のギャップに淋しさを感じてしまう。幸せだった頃に戻りたい。
幸せだったときのことを思い出すうちに、先ほど述べた後悔の念やネガティブな気持ちが溢れ出てきます。別れたことについて延々と考えてしまうのです。
別れた理由に納得できていない
別れた理由に納得できていないと、考えすぎてしまう原因となります。
代表的な別れの理由としては、以下のものが挙げられます。
- 価値観の違い
- 浮気された
- 遠距離恋愛だった
- 冷めた・嫌いになった
- 束縛された
- 他に好きな人ができた
- 結婚観の違い
「相手に浮気をされた」「こちらの気持ちが冷めてしまった」「嫌いになってしまった」ということであれば、後悔することは少ないと思います。
ただ、こちらが相手のことを好きなのに、相手から別れを切り出された場合、簡単に受け入れられるものではありません。
別れの理由 | 後悔 |
価値観が違うと言われた |
|
浮気をされた |
|
浮気をしてしまった |
|
遠距離恋愛 |
|
冷めた・嫌いになったと言われた |
|
束縛しすぎた |
|
他に好きな人ができたと言われた |
|
今すぐ結婚するつもりはないと言われた |
|
結局、どのような理由で別れたとしても、こちらに「好き」という気持ちが残っている限りは後悔するはずです。
「納得できない」という気持ちが出てしまうのは、仕方がないことでしょう。
失恋で寝れないときの対処法
失恋して寝れなくなるほどの精神状態は、経験したことのある人にしかわからない辛さですよね。
寝れないほど気持ちが落ち込んでいるのであれば、辛い気持ちをやわらげることが先決です。
失恋初期の効果的な立ち直り方について解説していきますね。
失恋の辛さをやわらげる方法
失恋ソングを聴く
まず騙されたと思って試してほしいのですが、失恋ソングを聴いてみてください。
「えっ?逆に落ち込んでしまわない?」と思いますよね。
失恋ソングはメロディも悲しげで、歌詞も失恋した際の心情が赤裸々に綴られています。マイナスの感情を深めてしまうように感じてしまうと思います。
ところが「早く立ち直る」という観点でいうと効果的な方法なのです。なぜなら、失恋ソングを聴くことで辛い感情を発散できるからです。
失恋したときには失恋ソングをたくさん聞いてください。自分の感情を代理するような、自分の代わりに失恋についての言葉を語ってくれるような媒体ですよね。失恋ソングって。それをたくさん聞くことによって、自分の悲しいという感情を発散することができますから、これも使われる方法ですね。
引用:logmi Biz
立ち直るのに時間が掛かる人は、失恋した際の悲しみや辛さにフタをして見ないようにします。
彼のこと早く忘れなきゃ。
しかし、それだと逆に立ち直るのが遅くなります。
人間は「忘れよう」と思っても、なかなか忘れることはできません。定期的に悲しみや辛さが吹き出してきて、ズルズルと落ち込むことになります。
失恋ソングを聴くと、一時的に悲しさや辛さは増すかもしれませんが、感情を吐き出せるので、結果的に立ち直るのが早くなるのです。
友人と会って話す
失恋から早く立ち直りたいのであれば、友人などに失恋の話をするのが効果的です。
2015年のノースウエスタン大学の研究では、失恋の状況を説明した人たちのほうが失恋の痛みから回復するスピードが格段に早かったことが分かっています。
2015年のノースウエスタン大学の論文を参照していますが、失恋したばかりの若い男女210人を集めた研究を行なっています。
参加者を2つのグループに分けて、一方は、元カレ元カノとの別れ方や別れた原因などを細かく書き出したり、研究者に事細かに説明してもらい、もう一方は、同じように実験室には来るけれど、心理テストを数回受けてもらっただけです。
そして、9週間追跡調査し全員のメンタルの状態をチェックしたところ、実験者に対して、失恋の状況を説明していたグループの人たちの方が、失恋の痛みから回復するスピードが格段に早かったということです。
失恋した時には、別れた相手のことを思い出さないようにしようとするよりは、あえて別れた相手のことを詳細に思い出したり、具体的に他人に説明した方が、立ち直りは早くなるということです。
会って話すメリットは、相手から質問をしてもらえることです。質問してもらえることで、自分の気持ちをスムーズに吐き出すことができます。
失恋してから眠れないの。
そっか、それは辛いね。
仕事も手につかないんじゃない?
そうなの。仕事してても別れたことを考えちゃって。
夜、ひとりでいると淋しくなって落ち込んじゃうんだ。
そうだよね。ずっと一緒にいたわけだから、落ち込んじゃうのは仕方がないよ。
ご飯はちゃんと食べれてる?
このように質問してもらうことで、自分の気持ちをスムーズに言語化していけます。
交際していたお相手のことも分かっている友人であれば、深い話もしやすいと思います。
一方的に話してくる友人に相談すると、逆にモヤモヤが強くなってしまう可能性があります。
聞き上手な友人に相談しましょうね。
紙に今の気持ちを書き出す
「周りに相談できる友達がいない」ということでしたら、紙に書き出すのも話すのと同様に効果的です。
書くことのメリットは、世間体や周りからの反応を気にしなくていい点です。
どんなにネガティブな言葉を書いても構いません。格好つけて書く必要もありません。誰かに見せるものではありませんから。
今感じている気持ちを正直に書いていきましょう。どんな風に書いても構いません。ひたすら思いつくことを書き殴っていきましょう。
- 失恋して悲しい
- 別れたことに納得できていない
- やり直したい
- このままだと辛すぎる
- 浮気したこともあるくせに振ってくるなんてふざけるな
ネガティブな感情を自分の中に閉じ込めていても、よいことはありません。どんどん苦しくなっていきます。吐き出していきましょう。
言葉にすることで、モヤモヤしていた自分の気持ちが言語化されてスッキリしてきます。紙に書くことで、自分の考えが可視化されるので、客観的に考えられるようになります。
紙に書き出すのは誰でもできることですし、誰からの手を煩わせることもありません。手軽にできるので、おすすめです。
失恋時の注意点
これからお伝えする注意点は、必ず守ってください。
そうしないと立ち直るのが遅くなったり、別の問題が発生してしまったりする可能性があるからです。
失恋時の注意点
思い出の品はすぐに捨てない
特に失恋初期において大切なポイントですが、思い出の品や写真はすぐに捨てないでください。
思い出してしまうから手元に置いておきたくない。
ケジメのために捨ててしまいたい
このように考える気持ちは痛いほど理解できますが、思い出の品や写真を捨ててしまうと、立ち直るのが遅くなってしまいます。
過去のことを思い出すのは良くないと別れた人との写真を全て捨てたりする人がいますが、自分から相手を振ったのであれば問題ないですが、心残りがある状態で別れたのであれば、次の恋愛に進むために、その写真も立ち直るまでは取っておいて、何度もその写真から思い出を思い出し自分のアイデンティティを回復させた方が、早く回復し次に進みやすくなります。
大恋愛であればあるほど、自分はあの素敵な美女の彼氏だ、自分は優しいイケメンの彼女だ、というようなアイデンティティができています。その状態で相手がいなくなると、自分のアイデンティティが不在になってしまうわけです。
だからこそ、一生懸命その人のことを考えて新しいアイデンティティーを作ることが大事です。
思い出の品がなくなると、記憶の中でしか相手を思い出すことができなくなります。
元恋人との記憶は美化されやすく、ケンカしたことやネガティブな思い出も、懐かしい良き思い出として脳内変換されるわけです。
よい思い出ばかりが頭の中をグルグル回ることになるので、元カレ・元カノは、あなたの中でどんどん素敵な人物になっていきます。
すると「素敵だな」という人と出会っても美化された元パートナーが比較対象になるので、新しい恋も遠のいてしまうのです。
お酒に頼りすぎない
辛いことがあると「飲んで忘れたい」と思う気持ちは理解できます。
しかし、お酒を飲むと一時的に辛さから逃げられますが、根本的な問題が解決したわけではありません。
それに、ご存知のとおりお酒にはリスクが付きまといます。適度に飲む程度でしたら問題ありませんが、過度の飲酒はおすすめできません。
お酒に頼りすぎると睡眠障害やうつ病といった問題をまねく恐れもあります。くれぐれもご注意くださいね。
失恋で自信をなくす必要はない
失恋した後は、後悔・反省・自己嫌悪と自分を責めてしまいがちです。
大切な人を失ったのですから、傷つくのは当然のこと。それでもあなた自身に魅力がないわけではありませんし、あなたのことを好きになってくれる人は必ずいます。
自信をなくす必要はありません。むしろそれだけ人を愛し、大事にできていたということを誇りに思うべきです。
今大切なことは、自分の気持ち・状態をしっかり見つめることです。「辛い」「悲しい」という気持ちから逃げていては、失恋から立ち直る期間がズルズルと延びてしまいます。
むしろ、とことん悲しみ、泣き、感情を吐き出したほうが立ち直りは早いのです。
まずは「失恋ソングをたくさん聴く」「友人に会って話す」「紙に気持ちを書き出す」を試してみてください。きっと気持ちが軽くなっていくはずですよ。