「結婚できないのがつらい」と感じる理由とは？つらくなる理由と対処法を解説

結婚できないのはつらいこと？

そもそも結婚できないことは、つらいことなのでしょうか。

国立社会保障・人口問題研究所が5年に1度実施している出生動向基本調査から、独身者の結婚意思に関する結果をみてみましょう。

最新の第15回（2015年）調査によると、男性の12％、女性の8％は「一生結婚するつもりはない」と考えているのです。

このデータから、結婚を望まず独身を貫いている人がいることがわかります。

結婚できないことが必ずしもつらいことではないのです。

ただ、自分が結婚を望むのであれば、つらい気持ちに向き合いしっかり対処して婚活すべき。

【体験談】結婚できないことを「つらい」と感じる女性は多い！

結婚できない現状をつらく悲しいと感じるポイントは人それぞれ違います。

ここでは、実際に結婚できないことをつらいと感じた女性たちの体験談をお話します。

どんな瞬間につらいと感じるのでしょうか。

つらい気持ちになるのはなにも特別なことではありません。

婚活に励む女性の誰もが一度はつらくなるものです。

いつ結婚するのか、こういう人と結婚しなさい、など親族からの圧が辛いです。

いいご縁があればわたしだって結婚したい。

なのに、結婚できない自分を責められているような感覚です。

（30代女性・公務員）

応援し見守っていてほしい親族からつらく当たられてしまっては、気持ちが沈んでしまいますよね。

プレッシャーとなり、つらさから冷静な判断能力さえ失ってしまいそうです。

親族のみならず、友人からの一言に深く傷ついたというケースもあります。

冗談半分で友達に「結婚諦めて仕事人間でいくんだよね？」って言われたことがあります。

そんなつもりじゃないけど、周囲からはそう思われてるんだと思ったら悲しいやらつらいやら。

もう結婚諦めなきゃいけない年齢なんだなということに気付かされ、つらかったですね。

（40代女性・エステティシャン）

悪意は無かったにせよ、言われたこちらは大きな精神的ダメージを受けてしまいます。

結婚を諦めるべきなのか…と悶々と悩むことになりそうです。

人それぞれ様々なタイミングで結婚できないつらさを味わっているといえます。

みんなが結婚できなくてつらいと感じる原因

結婚できなくてつらいという気持ちはどこからやってくるのでしょうか。

前述したように、親族の対応や言動、友人の言動など様々な要因があるかと思います。

結婚できなくてつらいと感じる理由は大きく分けて

の4パターンあります。

それぞれつらいと感じる具体的なシチュエーションに触れながら、詳細を解説していきます。

周囲や親族からのプレッシャー

婚活では、相手に悪意が無くても、こちらにはプレッシャーになることが多々あります。

その代表的な例が親族から

• 結婚はいつになるのか
• 孫の顔が見たい
• そろそろ婚活に本腰を入れるべきなのではないか

などと声をかけられるケースです。

「言われなくてもわかっている」というような言葉をかけられ、社会的な不安感に襲われつらくなるのです。

このつらさは、周囲の言葉によって感じることが多いといえます。

年齢的な焦り

誰かになにかを言われて傷つきつらいというより、自分の心の中でモヤモヤしてつらいのがこのパターンです。

妊娠や出産への不安に襲われ、「早く結婚しないと」と自分で自分に追い打ちをかけるような思考回路に陥ってしまいます。

また、婚活の場で自分が一番年上かもしれない場合に売れ残り状態かも…と落ち込むのもこのつらさです。

後輩や同僚の幸せそうな様子

身近な人が結婚したり、出産したりすることで感じるストレスです。

本来なら喜ぶべき話でも「自分は結婚できないのに」というマイナスの気持ちでいっぱいになってしまいます。

また「自分だけ結婚できていない」といった焦りや不安感が大きく心にのしかかってくるのです。

誰かになにかを言われたり、自分の中でモヤモヤするというより周囲と比べて感じるつらさだといえるでしょう。

仕事のモチベーション低下

女性にとって結婚は大きなライフイベントです。

といったように、働き方を改める人生の大きな転機となります。

結婚できないことによって「今のままでいいのかな」と迷いが生じます。

人生設計を考え老後の精神的・経済的な不安感に襲われつらいと感じてしまうのです。

結婚できないつらい気持ちへの対処法

つらい気持ちでいっぱいになってしまうと、前向きな気持ちで婚活できなくなります。

精神的に楽に婚活を続けるためにはマインドセットが重要です。

つらい気持ちとの向き合い方を覚えておけば、マイナスな気持ちから抜け出せるようになります。

結婚＝幸せではないと気付く

婚活で陥りやすい勘違いが、結婚をゴールに設定してしまうことです。

幸せの定義は人それぞれで、焦って結婚したとしても不幸せになってしまいますよね。

婚活中は既婚者が皆幸せそうに見えるものですが、不幸せって目には見えないのです。

人は幸せなことばかり発信するものだと理解し、結婚＝幸せではないと気付きましょう。

世間的に不幸せに分類されることは自分では発信しないので、自然と世の中には幸せそうな情報が溢れているのです。

周囲と比べない

婚活には不特定多数のライバルがつきものですが、周りを気にし過ぎるとつらくなります。

自分は自分、人は人と割り切ってしまいましょう。

などと、自分自身と向き合うことこそ婚活なのです。

見た目だって人それぞれの魅力がありますし、年齢を重ねた美しさもあります。

周囲と比べる婚活をやめ、自分と向き合う婚活をすればつらい気持ちを解消できますよ。

不安感の原因を冷静に考える

特に思い当たる理由もないのに、なんとなく不安になっている部分がありませんか？

自分がなにに対して不安になっているのかを知ることが重要です。

不安の原因をどう解消するか、本当に婚活で解消できるつらさなのかも合わせて確認しておきましょう。

もしかしたら、つらさの原因が婚活とは切り離して考えるべき悩みかもしれません。

自分の中のモヤモヤした気持ちの原因を細分化して、ひとつずつ取り除いていきましょう。

自分らしい婚活をする

今行っている婚活は、自分に合っているものでしょうか。

努力は続けられても、無理は続けられません。

自分らしい婚活を無理なく続けることで、理想の出会いがあるのです。

無理してやっているような婚活では、出会ったあとも気持ちが保てなくなってしまうことでしょう。

つらくならない適切な婚活方法

自分の気持ちと向き合い、つらくならない婚活ができたらいいですよね。

気持ちが穏やかな状態で婚活に臨めれば、きっとよい結果が得られることでしょう。

ここでは、つらくならない適切な婚活方法について解説していきます。

仕事に響かない婚活ツールを活用する

婚活するにあたって、仕事に支障をきたしてしまったら大変です。

といったことで周囲に迷惑をかけてしまうと、仕事での信頼を失ってしまいます。

婚活を無理なく続けるには、婚活アプリやサイトなどの仕事に響かない婚活ツールを活用するようにしましょう。

隙間時間や帰宅してから手軽に利用できるツールなら、仕事に集中できオン・オフが切り替えられます。

周囲と比べる必要のない方法にする

婚活パーティーや合コン、街コンだと周囲にライバルが必ず存在します。

周囲を意識するあまり、容姿や収入といった条件面や年齢をつい比べてしまい、つらい気持ちになってしまうことにつながります。

比べる必要のない方法で婚活をすれば、男性と1対1でやりとりできて安心です。

周囲を意識せずに男性にしっかり目を向けて婚活できるのは、婚活アプリや婚活サイトです。

自分だけで婚活を成功させる自信がない場合

婚活アプリやサイトは自分で相手に連絡したり、恋のような駆け引きも多少必要になってきます。

自分だけで婚活を成功させる自信がないなら結婚相談所がおすすめです。

担当のカウンセラーからたくさんのアドバイスやフォローをしてもらうことができ、安心して婚活できますよ。

自分の時間をしっかり確保する

婚活成功の秘訣は、婚活以外の時間もしっかり確保することです。

例えば、

といったような、自分の予定もしっかりできるスケジュールにしましょう。

婚活中心の暮らしになっている場合は本来の目的を見失っているといえます。

自分の趣味や友人との時間は人生を豊かにしてくれる大事なものですから、婚活中も確保するようにしてくださいね。

気分が乗っているときに集中する

どんなに頑張っても、どうしても気持ちが乗らないときがあると思います。

そんなときは、素直に一旦婚活をお休みしてみてください。

婚活アプリのチェックを毎日欠かさなかったとしても、たまに全く見ない日もつくると気持ちが軽くなります。

食事に行くにしても、男性抜きで純粋に女性同士で楽しめるような機会でリフレッシュできますよ。

自分のための婚活ですから、自分にムチを打つことなくメリハリのある婚活をしていきましょう。

結婚できなくてつらい気持ちを乗り越えよう！

結婚できなくてつらいという気持ちと向き合うことができたでしょうか。

• 結婚＝幸せ
• 結婚＝ゴール

ではないということがわかりましたね。

幸せにはいろいろな形があり焦ってただ結婚しても幸せにはなれません。

つらい気持ちと向き合って、しっかり対処し自分らしい婚活を続けられた人が幸せを掴めるのです。